皆さんは、生命保険に加入していますか?
SNSなどでは保険は必要ないという記事もあったりして、本当に必要なのか、どのくらい必要なのか、不安な人も多いと思います
私は「生命保険は必要」と思っています
ただし、無駄に多く加入する必要は無いと思います
今回は、FP2級を取得し、いろいろ情報収集をしたうえで、そのような結論にいたったお話をしたいと思います
なぜ、生命保険が必要なのか、悩んでいる方の助けになると嬉しいです
参考にした書籍・ホームページ
今回記事を書くにあたって、こちらの本を参考にしました
内容が分かりやすく、大切なことを100項目にして教えてくれていてとても良かったです
また、こちらのホームページも参考にしました
必要な保障額の算出や「e₋ライフプランニング」というページでは自分のライフプランを立てることができます
今回は、これらの本とホームページを参考に、私の考えを交えて話をしていきます
なぜ保険が必要なのか
そもそも保険って加入しないといけないの?
保険とは、
保険には、生命保険や損害保険などありますが、今回は生命保険についてお話します
では、生命保険の「万が一」とはどんな時でしょうか?
- 死亡したとき
- 病気になって入院・通院をしたとき
- ケガをして入院・通院をしたとき
- ガンになったとき
主にこのようなときです
そして、皆から集めておいたお金を「万が一」が起こった本人もしくは家族が受け取る
こういった仕組みのものです
基本的に保険は得ではない
たまに
保険をかけてるけど入院とかしないから損した
なんて話をする人がいますが、基本的に保険は得しないと思います
なぜなら、
- 「万が一」が起こらなければお金はもらえない
- 「万が一」が起こった時にはお金が必要
であるからです
まれに保険に加入してすぐに入院して、かかった費用よりも多い保険金をもらえたなんて人がいたりしますが、狙ってできることではありませんし、入院をしている時点で良いことではないですからね
保険に加入し一定期間後に解約したら、払ったお金より解約金が多くなる一部の「終身保険」や、払い込むお金より満期のお金が多い「学資保険」などもありますが、今回は考慮せずに話をします
まずは、保険は得するものではないというのを覚えておいてください😁
死亡保険
死亡保険とは、その名の通り死亡した時に家族に残すお金のことです
死亡した時に、家族が保険会社に請求をすることでお金がもらえます
では、死亡保険が必要な人とはどんな人でしょうか
答えは
- 自分が死んだときに家族に相続させたいお金がある人
- 自分が死んだときの葬式代を用意したい人
- 養っている家族がいる人
この中で、今回は「養っている家族がいる人」について考えたいと思います
「養っている家族がいる人」がなぜ死亡保険が必要なのでしょうか
それは、
自分が死亡したとき、家族には悲しみが訪れます
そんな時に、お金のことで不安にさせない
そのための死亡保険です
では、いくらのお金を残しておけばよいのでしょうか
少し計算をしてみたいと思います
計算なんてめんどくさい!という方は、簡単にシミュレーションできる方法があります
この先で紹介していますので、そこまで移動しちゃってください😄
今回は仮に、夫と妻(専業主婦)と子供二人の家庭とします
そして、夫が死亡したと仮定します
子供がいる世帯で、考えなければならないお金の支出は次の通りです
- 子供の教育費
- 子供の結婚費
- 自分の葬儀費
- 生活費
- 住居費
これらの費用を生命保険文化センターのホームページを参考に考えてみましょう
今回の仮定の家族の場合、
これだけ必要になります
ですが、この金額の死亡保険が必要なわけではありません
次のことを考慮します
- 公的(社会)保障
- 企業保障
- 自己資産
- その他の収入
これらのお金を引いた残りが死亡保険として必要な保障となります
夫婦共働きの場合は、夫の死亡保障は減りますが妻にも保障をつけたほうがいいでしょう
自己資産(預貯金)が多くなると、死亡保障の必要性は少なくなっていきます
また、子供の年齢が上がるにつれて必要な死亡保障は減っていきます
生活費など、各家庭で変わりますので、正確にいくら必要と提示はできませんが
考え方は伝わったでしょうか?
今回参考にしています、生命保険文化センターのホームページでシミュレーションしてくれます
年収など入力したら、必要な死亡保障額を計算してくれますので、参考にしてみてください
入院・通院の保障
入院・通院をした際は医療費がかかります
それらに備えるのも生命保険です
死亡保険に特約として付けることが多いです
では医療保障はどのくらい用意しておけばよいのでしょうか
まず大切なのが、高額療養費制度です
こちらは別の記事でも紹介しています
簡単に言うと、年収に応じてひと月にかかる医療費の上限が決まっているというものです
年収約370万円~約770万円の方で、ひと月に約90,000円くらいが自己負担額で、それ以上かかった医療費は国が負担してくれます
ただし、食事代や差額ベッド代は含まれません
先進医療の技術料なども全額自己負担となります
ですので、年収約370万円~約770万円の方は
約90,000円+食事代+差額ベッド代+先進医療の技術料など
これがひと月に必要な金額となります
保障はこれを補うものを選ぶと良いでしょう😝
「保険」と「貯蓄」と「投資」をバランスよく
貯蓄や投資が多ければ、保険の必要性が減ります
入院や死亡で必要なお金を貯蓄や投資でカバーできるからです
収入には限りがあります
万が一を心配しすぎて保険に加入しすぎると貯蓄や投資ができません
生活も苦しくなってしまいます
保険と一緒に貯蓄や投資もして、
バランスよくお金を使っていきましょう😁
大切なのは
- 夫婦で自分たちに必要な保障額を確認する
- 「万が一」のときはいくら足りないかをお互いに把握する
- 万が一に備えて、保険と同時に貯蓄や投資をする
- 死亡や入院をしないために、健康に気をつける
〇年後に万が一自分が死んだときは○○万円の死亡保険がもらえるけど
その後の生活費や養育費には○○万円足りないと思う
こんな感じの話を夫婦でして、あとはその「万が一」が来ないために、日々の食事や運動に気をつけて健康的な生活を送ることが大切かと思います
最後に、どんな保険に加入したらいいのか分からないと言う方のために
- 「保険」と「貯蓄」をまとめてしたい人は「養老保険」がおすすめ
- 一生涯保障を早くから準備したい人は「終身保険」がおすすめ
- 掛け金をできるだけ安く抑えたい人は「定期保険」がおすすめ
ぜひ、自分たちに合った保険を探してみてください
ちなみに、私はかんぽ生命(郵便局)の終身保険に加入しています😁
おまけ:学資保険
子供の教育資金を積み立てるなら、学資保険がおすすめです
学資保険は
こういったメリットがあります
ちなみにデメリットは、
ですので、私は子供ができたら
「学資保険」と「NISA(投資)」で教育資金を貯める予定
学資保険で確実にお金を用意しつつ
NISAでインフレにも対応する
それでいこうと考えています😄
おまけ:がん保険
がん保険はかけていますか?
がんになると、とてもお金がかかると言われています
保険で備えておくのもいいでしょう😄
ですが、基本的に保険料は掛け捨てです
家計に負担のない保険料にしたいですね
私はアフラックのがん保険に加入しています
保障も良いのですが、個人的に
「よりそうがん相談サポート」とは、がんになった時に相談できる窓口です
がんになった時、正直不安で何をしたらいいか分からないと思います
ネットの情報はどこまで正確か分からないですし、誰にでも相談できることではないですからね
そんな時、第三者の専門家に相談できるのは心強いと思います
お金とは別の事で安心を得られるので、おすすめです😁
おまけ:保険料払込控除は申請しよう
保険をかけていれば、年末調整や確定申告で控除が受けられます
つまり税金が安くなります
保険に加入している時は、きちんと申請しましょう😁
メッセージ
保険は結婚して子供ができてからが最も大事です
夫婦できちんと話し合いの場を作ろう!😝
まとめ
- 参考にした書籍・ホームページ
- なぜ保険が必要なのか
- 基本的に保険は得ではない
- 死亡保険
- 入院・通院の保障
- 「保険」と「貯蓄」と「投資」をバランスよく
- おまけ:学資保険
- おまけ:がん保険
- おまけ:保険料払込控除は申請しよう
- メッセージ
今回は長くなってしまいましたね🤣
保険は難しくてややこしいですが、大切なことです
夫婦で納得のいく保険に入れたらいいですね😁
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