ちょうど1年ほど前、私たち夫婦は不妊治療を始めました
体外受精などにも挑戦しましたが、結果的に子どもを授かることはできませんでした
この記事では、その時のこと、今の気持ち、そしてこれからのことについて書いてみようと思います
同じように悩んでいる方や、パートナーとの向き合い方に迷っている方のヒントになれば嬉しいです
妻ががんばってくれた1年
治療が始まってから、妻は本当にがんばってくれました
自分で注射を打ち、決まった時間に薬を飲み、副作用に苦しみながらも笑顔を見せてくれました
近くで見ていて「ありがとう」と「がんばって」が何度も交差する日々でした
私にできることは限られていて、それがもどかしくもありました
一度、お休みすることにしました
そんな中で事情があって、しばらく不妊治療をお休みすることにしました
二人で

まずは自分の体を整えることを第一にしよう
と話し合いました
無理をして進めても、心も体も追いつかなくなると思ったからです
「焦らなくていいよ」と、私からも伝えました
今、そしてこれからのこと
最近は自然妊娠を目指して、日々の生活やタイミングを見直しています
でも正直なところ、「そろそろもう一度、不妊治療を考えた方がいいのかも」と迷うこともあります
一番大切なのは、妻の心と体にこれ以上の負担をかけないこと
でも、後悔もしたくない
そんな思いが、ぐるぐると交差しています
先日、妻とじっくり話をしました



タイミングを見ながら、もう一度挑戦することも選択肢として考えていこう
そういう結論になりました
不妊治療には、正解なんてありません
それぞれの夫婦のタイミングや事情があります
今すぐ進む人もいれば、少し立ち止まる人もいます
私たちは今、立ち止まりながらも前を向こうとしています
大切なのは、どちらか一人ではなく「ふたりで悩んで、ふたりで決めること」だと感じました
がんばってきた妻へ、心からの感謝を


コメント