不妊治療をすると、すぐに子供を授かるのでしょうか?
私が知った不妊治療の大変さと、妻の苦労をお伝えしたいと思います。
同じ境遇で悩んでいる方の心の負担を少しでも軽くできたらうれしいです。
不妊治療は次の段階へ
前回の記事でお伝えしたように、私たちは結婚4年目で産婦人科に行き不妊治療を始めました。
数か月は産婦人科の先生の指導のもと、タイミング法で自然妊娠を試みました。
ですが残念ながら子供を授かることができず、途中から別の不妊治療を開始しました。
今回の内容は、それについてです。
私は正直、不妊治療を始めればすぐに子供を授かると思っていました。
ですが、その考えは甘いという現実を実感しました。
不妊治療をしても、子供を授かる可能性は100%ではない
不妊治療をしたら、すぐに子供を授かるのでしょうか?
まずは、精子と卵子を同じ容器にいれて受精させる「体外受精」をしました。
私は、精子と卵子が出会えば受精すると思っていました。
ですが実際には出会ったとしても受精するとは限らず、さらに受精しても育つとは限らないということを知りました。
この時は、7個の卵子があって5個受精しましたが、育ちませんでした。
次は、顕微鏡を使って精子を直接卵子に注入する「顕微授精」をしました。
不思議なもので、精子が卵子の中に入っているのに、受精するとは限らないのですね。
この時は、9個の卵子があって4個受精しましたが、育つことはありませんでした。
不妊治療は女性への負担が大きい
不妊治療で「体外受精」や「顕微授精」を行う場合、卵子を取り出す必要があります。
そのため、たくさんの卵子を採取するために薬を飲んだり、自己注射をしたりします。
この薬や注射がとても体に負担をかけます。
自己注射は自宅で自分のお腹に針を刺しますので、慣れてない人はとても苦労します。
そして卵子を取り出す手術は、子宮から針を刺して採取しますので、術後に痛みなどを感じることもあります。妻はしばらく寝込んでいました。
そこまでして取り出した卵子が、必ず受精するとは限らないのですから、女性は精神的にも肉体的にも、かなり疲弊することになります。
メッセージ
不妊治療は男性のサポートが不可欠です。大事なパートナーをしっかりと支えていきましょう😄
まとめ
- 不妊治療は次の段階へ
- 不妊治療をしても、子供を授かる可能性は100%ではない
- 不妊治療は女性への負担が大きい
- メッセージ
不妊治療はとても大きな苦痛を伴います。
男性は、そんな苦痛を少しでも取り除いてあげられるよう、全力でサポートしましょう。
できる家事をすることも大切ですが、妻に寄り添って話を聞いてあげることも大切です。
話を聞くだけでも心が落ち着きます。
2人で協力して、不妊治療を乗り越えることができたら、きっと子供を授かること以上の何かを得ることができると思いますよ😄
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